新婦様の留学先で出会われたおふたりは新郎様側のアメリカ人のゲスト様も参列するため、日本ならではの結婚式がしたいと、純和風な弓絃葉での結婚式をご希望されました。日本ならではの空間を満喫してほしいと和食をベースにしたお料理や、日本庭園、和装など、「和」を意識したものを組み込みました。また、アメリカの文化も取り入れたいとの事でしたので、洋風のテーブルコーディネートもミックスさせた「和×洋」・「日×米」の結婚式を作り上げました。
「日×米」のコーディネート
受付周りの飾りはほとんどがおふたりの手作り。日本とアメリカの国旗が描かれたイニシャルオブジェや「WELCOME」と「ようこそ」などお互いの生まれ育った地域を象徴するコーディネートでした。ゲスト様に頂いたウェルカムボードと受付サイン、おふたりの思い出のお写真も飾られて、ゲスト様も楽しめる素敵な受付飾りになりました。招待状や席次表も日本語版と英語版を作り、ゲスト様へのおもてなしの心も感じられました。
会場コーディネート
テーブルの配置は打ち合わせをしながら、おふたりと一緒に悩んだ部分でした。最終的にはアメリカでも多い流しテーブルを2本作り、テーブル装花は洋風のお花を置いて外国にお住いのゲスト様にも馴染み深い会場を作ることができました。
おふたりが進行する対面式
新郎様の事を新婦様側の親族様にご紹介する機会を設けたいとの事でしたので、おふたりが進行する対面式を行いました。新郎様のご兄弟様のご紹介もでき、大変有意義で和やかな対面式になりました。
日本ならではの神前式
おふたりが強く希望しておられた神前式。新郎様が読む誓いの言葉をご自宅でたくさん練習してくださり、挙式に望まれました。雅楽の演奏の中、厳かな雰囲気の中で挙式が執り行われました。新郎様のお兄様にも玉串奉奠などでご参加頂きましたので、日本の文化を味わって頂ける素晴らしい機会になったかと思います。おふたりの誓いや家族のつながりを感じられる挙式になりました。
挙式の後は日本庭園にて福まき!!
外国から来られた方は皆様とても驚かれていました。おふたりから幸せのおすそ分けです。皆様「こっち!こっち!」や「Please!」といろんな言語が飛び交い、おふたりもゲスト様もとても楽しんでいらっしゃいました。福まきの後は参列してくださった皆様との集合写真です。素敵な笑顔をカメラに向けて下さいました。ガーデンからの退場はフラワーシャワーで。お祝いの言葉に包まれて、幸せいっぱいの退場です。
シルエット入場
高砂のバックから、可愛らしいポーズをとって仲良くご入場です。おふたりで交互にマイクを向けあい、ゲスト様へウェルカムスピーチ。新郎様のお兄様よりご祝辞も頂戴し、乾杯のご発声は新婦様のお兄様に頂戴いたしました。どちらも心温まる素敵なエピソードをお話し下さり、素晴らしいスピーチでした。乾杯後は、いよいよお食事のスタートです。おふたりで選ばれた「和×洋」MIXのコース料理をご堪能頂きました。
だるまケーキに目入れ!!!
日本ならではの演出。今度はだるま型のケーキにおふたりで目を入れます。目を入れて頂き完成したケーキにおふたりでご入刀頂きました。ファーストバイトのケーキの大きさは愛の大きさと言いますが、新婦様からの愛のケーキはビッグスプーンで新郎様へ届けられました。新郎様は新婦様からの愛を一口でお召し上がり下さいました。幸せ溢れるケーキセレモニーになりました。
テーブルフォト
おふたりでゲスト様の所へご挨拶回りです。懐かしいご友人様とのお話にも花が咲きます。親族様とのお写真の撮影もできました。お色直し退場はおふたり一緒に。ゲスト様もどんな衣裳になるか楽しみにおふたりをお送りしてくださいました。ご中座中は手作りのヒストリームービーを上映しました。懐かしいお写真に笑顔あり涙ありの素敵なムービーでした。また、お寿司ビュッフェも行い、席を立ってお取り頂きますので、いろんな方とお話ができるいいお時間になったと思います。
再入場はガーデンから
ガーデンからの入場では、日本庭園をバックに番傘を持ちました。まるで1枚の絵を見ているかのような素敵な入場になりました。ゲスト様も驚きの場所からのご登場に、大歓声をあげておふたりをお迎えしてくださいました。後半はまずおふたりに関するクイズから始まりました。大変盛り上がり、正解数の一番多かったチームには素敵な景品が送られました。
幸せをつなぐキャンドルリレー
新郎新婦様から受け取った火をゲスト様同士でつないで頂きます。素敵な雰囲気のなか、新婦様のお手紙へ。これまでの感謝の気持ちを込めて親御様へ伝えます。記念品の贈呈は両家が一つになるという意味も込めて三連時計をお渡しされました。感謝のセレモニーの後は、幸せを込めるという意味も込めてキャンドルの吹き消しセレモニーを行いました。おふたりの退場後はこの日の映像をまとめたエンドロールを上映しました。