2019「凛と。」イベントレポートvol.2
先日開催されました、2019「凛と。」のイベントレポートvol.2です。
今回は、「IZUMO」誕生により新しく加わった進行や演出をご紹介します。
「婚礼幕」のコーディネート

正面玄関の数寄屋門です。
ハレの日に相応しい「婚礼幕」のご紹介です。
幕を張る行為は、古くから日本人が行っている行為です。
特別なものは目に触れさせないというのが敬意の一種であるという考え方です。
相撲も上位者は幕内力士と言います。
弓絃葉がご用意した幕は、「寿」と「華婚」の文字が入っており目出度さが伝わります。
また、濃い紫みの青でカラーリングされた色名は「紺青色」と呼ばれる日本伝統色です。
豪華な感じのする青ですが、西欧王朝のロイヤルブルーと同色になります。
両サイドの生花はスマイラックスのグリーンをハンギングさせナチュラルな感じと
モカラ、シンビジューム、ダリアといった色鮮やかで華やさが伝わってきます。
「檜格子」と「花嫁参道」



挙式は、扉入場から始まるのが一般的ですが「IZUMO」の入場は
ゲスト様側から見るとお二人が「檜格子」から「花嫁参道」を通る瞬間が
完全には見えず光と影の交差する映像を見ているかのようで情緒に溢れています。
ゲスト様側から屋島を借景にした今まで体験したことのない
期待感でお二人の歩む陰影を眺めていただくことができます。
IZUMO「朱傘入場」

いよいよIZUMOへの入場となります。
「花嫁参道」を通り『静』の入場シーンから
『動』の入場シーンへと変化します。
IZUMO「番傘入場」となります。
カーテンが開くと、朱色の大番傘に隠れているのはお二人です。
ゲスト様から、お二人は見えず一旦何が起きているのかわかりません。
傘を持ち上げるとお二人が見えて、皆さまから一斉に拍手が鳴り響きます。